[4]成功に導く「コンセプト作成」ワークに取り組んで、あなただけのコンセプトの種を見つけよう!

楠祐哉@餃子屋本舗/二代目

2021年02月24日 17:28





餃子屋本舗の楠です。ご覧いただきありがとうございます。

前回の記事では、成功事例と失敗事例をいくつもご紹介し、<4つの鍵>を用いてプロジェクトを分析しました。

きっと、今のあなたは成功するプロジェクトがどんなものか何となく掴めているのではないでしょうか。

「まだちょっと...」と自信がない方でもたくさんの失敗例を見てきたので、支援が得られにくいページがどんなものかは分かると思います。

あなたは実感していないかもしれませんが、それだけでも大きな差です。

今は不安かもしれませんが大丈夫。一歩ずつ進んでいきましょう!



それではコンセプト作りのワークに入っていきます。

でも、安心してください。ワークといっても内容はアンケートのようなものです。

簡単なことですが、このワークに取り組んでいただくことで、あなただけのコンセプトの種が見つかるようになっています。

ぜひ、少し時間をとって挑戦してみてください。

やり方は簡単です。

下記の6つの質問に答えるだけです。(ダウンロードはこちら)

この用紙は誰かに見せるものではありませんから、

今の不安な気持ちや、愚痴りたい気持ちなど、あなたの本音を恥ずかしがらずに紙の上にぶつけてください

また、文章が崩れていたり、変になっても気にしないで下さい。今は、あなたが分かれば十分です。

<コンセプト作りのワーク>



お疲れさまでした!

大変だったと思いますが、取り組んでいただきありがとうございます。

それでは、その調子で次のワークに進みましょう。

<コンセプト作りのワーク2>



今書いた、じぶんの文章や単語の中から、

これまでに説明してきた成功の要素<4つの鍵>に当てはまる箇所に蛍光ペンでマーキングしてください。



あなたが書いた話の中には、一般の人に共感されやすいものもあれば、同じ商売人でないと分からない話もあると思います。

それらを区別して、一般の人たちにとって分かりやすく具体的で、共感できて応援したいと感じてもらえるメッセージ/エピソードを今書いた中から選びましょう

全て満たす必要はありません。どれかひとつの要素でも満たしていればマーキングしてください

また、言葉を探しているうちに、新たなキーワードが頭をよぎれば、それも書き留めてください。

もし、どこにマーキングしたら良いか迷ったら、前回の記事で紹介した成功プロジェクトと比べてみてください。

こうして比較することはとても大切です。



言葉数が少なくてマーキングする箇所が少ないという人は以下のことを試してみてください。

言葉が足りない人はひとつの言葉に色んな意味を込める傾向があります。

例えば、「辛かった」などの短い言葉に色んな事情を全部ひっくるめて詰め込んでしまうのです。

なので、それを分解してあげましょう。

「辛かった」に対して「どうして?」と質問してみてください。

「売上が減ったから」という回答だったら「どんな風に減ったの?」「どれくらい?」と自問自答するのです。

そんな風に理由をどんどん掘り下げて言葉の素材を探していってください。

そして、出てきた言葉に対して、4つの鍵のどれかに当てはまるものをマーキングするのです。

そうすると、だんだんと具体性のある言葉が見つかってくるはずです。



マーキングする言葉に迷ったら、人の力を借りるのも良いですが、まずは自分の感覚を信じて選んでみてください

また、他の人に意見を求める場合、その人にも成功/失敗事例に目を通しておいてもらいましょう

でなければ、「なぜ、こんなことを書くの」などの話からはじまり「私はそんなの書く必要ないと思う」と言われてしまう可能性があります。

ですから、アドバイスを求めるときは、あなたが何に取り組もうとしているのかを信頼する人にも知ってもらいましょう。



残ったキーワードはどんなものになりましたか?それを集めてみてください。

それが、あなただけの「コンセプトの種」です。

この種を元にして文章を作成することで、支援者にとって、分かりやすく、具体的で、共感できる、応援したくなるプロジェクトが出来上がります。

まだ、その種は言葉になっていない状態かもしれませんが、今はそのままで大丈夫です。

それを後から磨いて育てることで、あなたのコンセプトは光輝いていきます。



なぜ、すぐに文章を書かずにワークを挟んだのか気になる方もいると思うのでご説明します。

クラウドファンディングのプロジェクトを研究していると、

一生懸命に文章を書いていても長いわりに何を言いたいのか分からないことや、

言わなくてもいいことを延々と語っていたりする例がよく見つかるからです。

だから、まずは何について熱く語るのかを整理することで、話が逸れにくく、読み手に伝わりやすい文章が仕上がるのです。

また、この手法自体は私のオリジナルではありません。

元々は企業で商品説明文を作るためのマーケティング手法なのですが、それを応用したものです。

きちんとした裏付けがあるのでご安心ください。

また、文章に起こすための記事は後日投稿しますのでご安心ください。

それまでコンセプトの種は大切に保存しておいてください。

今日はここまでです。お疲れさまでした!

次回は、リターンについて解説していきます。

コンセプトの種とリターンの構想が浮かんできたら、プロジェクトの設計図がぼんやりと浮かびあがってきます。

大変ですが、もう少しがんばっていきましょう!

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